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歌っていない箇所の長さ

新曲を書くときに必ず時間がかかるのが、歌詞の置き方だ。

創成期の日本のフォークは、字余りソングがたくさんあった。

リズムよりも、歌詞の内容、何が言いたいのかが大事だった。

そのくせ、字余りのあとに 「~だったんです~」 っていうのもあった。

あれは、僕的には、昔も今も変わらず、聴くのが厳しい。


僕の場合、あらかじめ書いてある歌詞を脳内で歌うのだが、

実際、自分でギターを抱えて歌い(同時に)、自分の肉声を聴くと、

非常に不自然だったり、恥ずかしいシロモノになってしまうことがある。

その場合、迷わず別の言葉を探し、リズムの流れ・Grooveを邪魔しない

言葉を選ぶ。つまり全く、文体~言葉重視ではないのだ。

これは、察するに、黒い洋楽ばかりを、身体を揺らせながら聴いていたから

に違いない。

バンドで演奏、歌うときは特にそうなのだが、最近Solo!(弾き語り)を頻繁に

やるようになっても、言葉自体にリズムのスムーズさ(嵌り具合)を求める。

そして、声の強弱や表情、その曲の声、その場面での声の表情、

そんなものを大事にしてきた。


そして、50才を過ぎたころからは、歌っていない箇所の長さ(休符や場面)

を楽しむようになった。その長さを変えるだけで、次の声の意味の重みが

全然変わるのだ。

ってことは、その無声になる前の、最後の声の切れ方や表情も大事になってくる。 

しかし、これが大事だからって、事前に決めておくのは、僕が重きを置いている、

歌う衝動の大切さを考えた場合、やはり不自然だ。

だから、演奏や雰囲気を感じて、瞬時にFeelingで歌い上げるのが好ましい。

そのスリルを感じている声が歌になるのだから。。 これぞLive!ってやつ。


こういう細かいことは、誰に教えられたものでもない。

そしてこれは、僕にとって、非常にスリリングで中毒性のある瞬間であり、

この一瞬の緊張感こそ、歌う醍醐味のようなものなのだと思っている。、

そして、僕はこの方法を信じている。 いわば自分の歌唱スタイルかも知れない。

どこかのヴォイトレの先生なら、「その場面をどう歌うかは、あらかじめ決めて

おきなさい。」と言うかも知れないな。

そんな話を疑うこともせず鵜呑みにしていたら、上手いけど面白くない歌の一丁上り~。

となってまうで?


歌は、自分にとって正解なら、それでいいのだ。


とまあ、古田は、一日中、こんなことばかり考えているんです。

何十年も。。 笑

でも、未だ未だ新発見や感覚が、これからも待っていそうで、楽しみでならない。

多分これ、死ぬまでだろな。笑


おやすみなさい。

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Author:FULTA
Rockn' Soul singer
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